「いつ恋」月9最低で加速 ドラマは夜10時台が“主戦場”に

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 視聴率低迷が囁かれていた今期“月9”ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)の最終回が21日放送され、視聴率10.2%を記録。全10話平均で9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、“史上最低数字の月9”になったことがテレビ界で話題になっている。

 主演はNHK朝ドラ「あまちゃん」で人気者となった有村架純(23)と高良健吾(28)というフレッシュコンビ。脚本はかつて「東京ラブストーリー」などをヒットさせ、「ミスター月9」ともいわれる坂元裕二氏で、過酷な介護現場を舞台にしたため、視聴者からは「暗すぎる」、介護関係者からも「誤解される」とクレームが入るなど物議を醸したことでも知られた番組だった。テレビ・ドラマ解説者の木村隆志氏が言う。

「確かに社会派ドラマの面もありましたが、月9に必要な恋愛の要素も詰まっていて、決してつまらないドラマではありませんでした。実際、若者のツイッターの書き込みでは月曜日の夜11時ぐらいになると、『いつ恋』一色になるといわれていた。つまり、録画で見ていて、直後にツイッターに載せるということ。もちろん演者の責任ではありませんし、脚本を責めることもできないでしょう」

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