視聴率低迷「神の舌を持つ男」 広末涼子が“切り札”の吉凶

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 向井理(34)主演の大爆死ドラマ「神の舌を持つ男」が予定より早く“カンフル剤”を投入した。第3話まで、エンドロールの出演者テロップに「ヒ・ミ・ツ」と表示して、それまでおかっぱ頭の後ろ姿しか見せていなかった謎の温泉芸者を演じるのが広末涼子(36)であることを第4話放送前に明かしたのだ。

「ヒロインの木村文乃よりも上の扱いにしていた謎の温泉芸者を誰が演じているのかは、なるべく後ろまで引っ張りたかったのは間違いない。それを早々に明らかにしたのは、あまりの視聴率の低さに、ついに局側も耐え切れなくなった証拠です」(テレビ誌記者)

 それでも低下する一方の視聴率を上昇させるきっかけにはならず、広末出演の第4話ではついに過去最低の5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録してしまった。これで制作側は、もう打つ手がなくなった。

「制作サイドは視聴者からの感想が好意的になってきていることを励みにしているようだが、現実は今もまだ見続けている視聴者が堤演出のコアなファンだけになったということ。ほとんどの視聴者が離れてしまった。もはや考えられる“手”は温泉芸者の広末の入浴シーンくらいしかない。とはいっても、広末の潜在視聴率は『ナオミとカナコ』(平均視聴率7.5%)などの出演ドラマを見ても高くない。こうなると、打ち切りの可能性も出てくる」(テレビ関係者)

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