秋ドラマでは“脇役”に 松嶋菜々子「主役縛り」解禁のウラ

公開日: 更新日:

 10月スタートのTBS連ドラ「砂の塔」に出演する女優・松嶋菜々子(42)が「主役から脇役に回されそうだ」というのでテレビ関係者がザワついている。代わって主役となるのは菅野美穂(39)。当初は「ダブル主演」という話だったらしいが、ここにきて急きょ、脇役に“降格”されたという。松嶋といえば、「主役」しか引き受けないことで有名だが、一体何があったのか。

 実はこの話には前段があって、松嶋は今クール、フジテレビの連ドラ「営業部長 吉良奈津子」にも出演している。つまり2クール続けて連ドラ出演ということ。これは松嶋にとって珍しいことで、家庭と仕事の両立を何より大事にする松嶋が2クール連続で出るのは出産後初めてのことだという。どうしてそこまでして……。

「これには所属事務所の売れっ子・井上真央(29)の動向が密接にからんでいます。以前から井上の独立話がささやかれてきましたが、いよいよこの秋に本格化する可能性が濃厚だからです。先日、亡くなった白川由美(享年79)を含めて、もともとの所属タレントが5人という少数精鋭でやってきたのに、そこから売れっ子の井上が抜けたのでは事務所の屋台骨に関わる。それでこれまで自分に課してきた禁を破ったのでしょう」(女性誌記者)

 ところが、間の悪いことに現在、フジで放送中の「吉良奈津子」は“打ち切り寸前”ともいわれる超低空飛行。TBSも「これでは松嶋の主演は無理」とみて、当初の「ダブル主演」を見送ったというわけだ。

 背に腹は、いや、貧すれば鈍すというべきか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」