活動再開も強い風当たり 能年玲奈改め“のん”不穏な再出発

公開日: 更新日:

 いかんせん顔と新たな名前が一致しない。「あまちゃん」のヒロインで一世を風靡した能年玲奈が、のん(23)に改名したのは今年7月。先週9日は声優を務めたアニメ映画「この世界の片隅に」(11月12日公開)の完成披露試写会に出席し、緊張した面持ちで「(主人公の)すずさん役をやらせていただきました、のんです」と挨拶したのだった。

 表舞台に姿を見せたのは、昨年12月の石原裕次郎賞授賞式以来、実に9カ月ぶり。会場には大勢の報道陣が集まったが、本人は独立や改名に関する質問にはダンマリを決め込んだ。もっとも、発表できるような進展はないようで、「両者の弁護士による話し合いは現在も継続中。歩み寄りは見られず平行線をたどっており、長引きそうです」(芸能関係者)という。

 朝ドラ「あまちゃん」で主役の座をゲットし、将来を約束された地位からまさかの転落。昨年4月に発覚した所属事務所「レプロエンタテインメント」からの独立騒動が尾を引いている形だが、そもそも事務所に無断で能年サイドが個人事務所を設立したことが発火点だけに、業界内では能年の自業自得とみる向きが多い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲