元アイドル槇みちるさん 引退後関わったCMソング2000曲

公開日: 更新日:

 1966年の大ヒット曲で、おネエタレントのミッツ・マングローブがカバーして話題になった「若いってすばらしい」。歌っていたのは槇みちるさん。のびやかな歌声とミニスカートが似合う健康美で、アイドル歌手のハシリといわれたが、わずか4年で引退してしまった。槇さん、今どうしているのか。

■レコーディングは職人技

「今は自宅でボーカル・アドバイザーをやっています。歌手志望の女の子もいますが、定年後に、昔やりたかった歌を本格的に習いたいという方も結構いらっしゃるんですよ」

 都内は経堂のファミレスで会った槇さん、笑顔でこう言った。

「本業はスタジオミュージシャンです。CMやイベント会場などで使われるコーラス曲をレコーディングするんです。スタジオ入りして譜面を渡されたら、1時間ほどで本番。ディレクターから要求される音を理解して、尺の長さもコンマ何秒単位できっちり仕上げるわけですから、ほとんど職人技といっていいでしょうね。もっとも、バブルのころは月に2本はあった仕事も今は年に数本に減っちゃいましたね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝