秋ドラマも独り負け…凋落フジに吹き荒れる“負の連鎖”

公開日: 更新日:

 実はフジ社内の雰囲気も開局以来、最悪だという。上司のパワハラ疑惑や心を患う社員など“悪い話”が後を絶たないのだ。視聴率の低下とともに業績も悪化していて、今年の夏のボーナスはすでに3割カットされている。「楽しくなければテレビじゃない」を旗印に、わが世の春を謳歌したのも今は昔。最近ではテレビ東京の後塵を拝すことも多い。一体“元凶”は何なのか。社員らが異口同音に言うのが、亀山千広社長の悪評だ。ある社員は不満をこうブチまける。

「フジの幹部が集まる定例会があるのですが、そこで亀山さんが『今年の冬のボーナスをゼロにしろ』『リストラを検討しろ』と言い出しているらしいんです。業績を改善するために数字を作ろうとしているのですが、まずは自分自身がここまでの低迷を招いた責任を取れという話です」

 失敗のツケを社員に押しつけるためのコストカットなら誰でもできる。フジにまず必要な“処方箋”は、成功体験から抜け切れない“亀のクビ”のすげ替えじゃないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず