低視聴率も高評価 ドラマ「カルテット」は歴史を変えるか

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 21日最終回を迎えた「カルテット」(TBS系)は、不思議なドラマだった。

 その日の放送終了直後から公式ツイッターには称賛のコメントが次々と書きこまれ、カレンダーや時計が展開とずれていたときは、その謎解きでネットは大いに盛り上がっていた(実際は制作側の単純なミス)。話題性は十分だったのだ。

 それでも視聴率は低空飛行を続け、最終回直前までの平均は8・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。社会現象となった「逃げ恥」と同じ枠だったにもかかわらず、初回から2ケタに届かなかった。ギャップが大きいのである。

 コラムニストの桧山珠美氏は、「間違いなく今期のドラマでナンバーワン。話題になった“時間のミス”は、間違いを指摘できるほど繰り返し見た人たちがいたということです。ただ、坂元裕二さんの脚本は『最高の離婚』などもそうでしたが、あまり大衆受けしません。『カルテット』も、まったく見ていない人に面白さを伝えるのが難しい作品です。『逃げ恥』のように“ダンス”とか“ガッキーが可愛い”とか、分かりやすいキーワードがない。ミーハーを排除してしまうようなところがある」と言う。

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