「A LIFE」で貧乏くじ 浅野忠信に“植毛疑惑”の追い打ちも

公開日: 更新日:

 日本が世界に誇る(はずの)俳優なのに、キムタクドラマ浅野忠信(43)は精彩を欠いている。

 主演映画「淵に立つ」がカンヌで評価され、巨匠マーティン・スコセッシにも認められた浅野がめったに出ない民放ドラマに出演すると話題を呼んだが、「何かあれば大声を出して荒ぶるだけ。大映ドラマ張りに大げさかつ感情の起伏の激しい芝居の連続で驚くばかりです。もっとも、『スチュワーデス物語』の堀ちえみや風間杜夫は笑いの対象になりましたが、『A LIFE』の演出では笑うこともできません」(コラムニストの桧山珠美氏)。

 浅野が演じるのは、キムタク扮する外科医と対立する病院の副医院長という役どころ。ヒロイン(竹内結子)の夫でもあり、公私ともに敵役だ。

「同じ医療ドラマでたとえるなら『ドクターX』でいうところの西田敏行の役回り。ベテラン俳優と比べるのは酷ですが、小物感が際立ちますね。役者の演技力や存在感に加え、脚本も人物が描けていない。家庭も仕事も大事、キムタクに嫉妬もするけど自分に自信がある。義父の院長を失墜させようと画策する腹黒さがあるのに、妻の手術を思い浮かべただけで錯乱状態になってしまう……。葛藤する人物像を描いているつもりかもしれませんが、見ている方は困惑するばかりです」(前出の桧山氏)

 ヅラの生え際が不自然で植毛疑惑まで取り沙汰されている浅野。「ギャラは通常のドラマよりも破格」(事情通)だそうだが、とんでもない貧乏くじを引かされた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも