「気力、体力がつらくなり…」浅田真央が笑顔で引退会見
「フィギュアスケートは私の人生。長く続けてきたことを褒めたい」
すでに自身のブログで引退を表明したフィギュアスケートの浅田真央(26)が12日午前、都内のホテルで会見。10年バンクーバー冬季五輪銀メダリストの引退会見とあってテレビカメラ約40台、350人以上の報道陣が会場に詰めかけた。
白いジャケットに黒のスカートで登場した浅田は「(15年に休養から復帰して)練習するにつれ、試合に出るにつれ、今のスケート界はすごいので、気力、体力がつらくなりました」と引退を決めた理由を説明した。
印象に残る試合について聞かれると、フリーで完璧な演技を披露した14年ソチ五輪を挙げ、「気持ちが今までの試合以上に落ち込んだりつらかったけど、(ショートプログラムから)挽回する演技ができた」と振り返った。
今後に関しては「今までお世話になってきたので、どんな形でもフィギュアスケートに携わって恩返ししたい」と話した。