真央も羽生も不在…JOCシンボルアスリート人選のウラ事情

公開日: 更新日:

「本来なら真央チャンと羽生クンが入ってしかるべきなんですが……」

 こう語るのは、さるテレビ関係者だ。

 JOC(日本オリンピック委員会)が昨24日に発表した17~18年度「シンボルアスリート」に、プロ転向した体操の内村航平や、レスリング吉田沙保里、女子フィギュアの宮原知子(関大)、男子フィギュアの宇野昌磨(中京大)らを追加したと発表。18年平昌冬季五輪を見据えた人選となった一方で、屈指の人気を誇る浅田真央羽生結弦の名前はなかった。前出のテレビ関係者が言う。

「『シンボル──』になると、JOCから1000万円といわれる契約金をもらうことができるが、肖像権はJOCが管理する。広告塔として協賛会社のCMに出演したり、イベントに駆り出されることになる。一部協賛外の企業広告に出られないなどの縛りも出てくる。浅田も羽生もフィギュア協会自体に多くのスポンサーがついているから、協会としてもシンボルになられては困るはず。準シンボル級の宮原、宇野が選ばれたのは、苦肉の策ともいえるかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性