唐沢寿明ショック…GW映画「ラストコップ」大コケの理由

公開日: 更新日:

 GW映画の失敗というと、木村拓哉主演の「無限の住人」ばかり話題になるが、それ以上に不評で大コケになった映画がある。唐沢寿明窪田正孝の刑事コンビの「LAST COP THE MOVIE」。主演の唐沢が30年間、眠り続けていたという設定の型破りな刑事ものだ。

「ラストコップ」は2015年に日本テレビ系でエピソード1が放送され、昨年9月にエピソード0、さらに昨秋に連ドラとして放送され、満を持しての映画のGW公開となった期待作。ところが、フタを開けてみれば、興収が4億円前後というまさに大惨敗になった。

「分かりやすくいえばB級のおバカな刑事ものです。子供相手に作られた作品で公開も変則的な5月3日でした。GW映画ならあと1週間早くてもいいのに、なんともチグハグだった。公開当初は子供客がそこそこいたのですが、GW後はさっぱり。連ドラもヒットしたとはいえず、ここ1年はこの作品にかかりっきりの唐沢にとっては消化不良の結果です」(映画関係者)

 唐沢は同じ日テレ系では08年から09年にかけて3部作で公開された大作映画「20世紀少年」がある。この映画は大ヒットし、興収110億円以上を叩き出したが、“かつての栄光”というしかない。男・唐沢にとってもショックだろう。

 ちなみに、好調な日テレだけに、「最終的な結果が分かり次第、担当者が責任を取らされるのでは」といった情報も流れている。トホホな映画だったようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」