碓井広義
著者のコラム一覧
碓井広義上智大学教授(メディア文化論)

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。81年テレビマンユニオンに参加。以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授を経て現在、上智大学文学部新聞学科教授。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。

1人飯のプロ ドラマ「孤独のグルメ」井之頭五郎の説得力

公開日: 更新日:

 開始から5年。シリーズも6を数えるまでになった深夜の人気番組「孤独のグルメ Season6」(テレビ東京系)。しかし主人公の井之頭五郎(松重豊)が、出かけた先の町で早々に仕事を済ませ、食べもの屋に入るという、いつものパターンは変わらない。

 今期も新宿の淀橋市場で豚バラ生姜焼き定食、世田谷区太子堂で回転寿司など、どれもうまそうに食べている。しかも、このドラマの名物である五郎のモノローグというか、心の中の声がよりパワーアップしているのだ。

 先日の舞台は渋谷道玄坂の「長崎飯店」だった。皿うどんに入っていた、たくさんのイカやアサリに「皿の中の有明海は豊漁だあ」と感激。また春巻きのパリパリ食感を、「口の中でスプリングトルネードが巻き起こる」と熱い実況中継をしていた。さらに追加注文の特上ちゃんぽんに長崎ソースをドバドバかけて食し、「胃ぶくろの中が『長崎くんち』だ。麺が蛇踊りし、特上の具材が舞い、スープが盛り上げる。最高のちゃんぽん祭りだ!」と大絶賛である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平成最後の欧米歴訪で総崩れ 令和外交はドン底から始まる

  2. 2

    巨人新守護神クック離脱に専門家「むしろ好機」と指摘の訳

  3. 3

    オード―リー春日は貯金7億? 10年愛実らせた“どケチ伝説”

  4. 4

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  5. 5

    マラソン大迫傑が牙をむいた日本陸連の「本音」と「忖度」

  6. 6

    まだ“愛の巣”で生活か? ZOZO前澤社長&剛力彩芽の近況

  7. 7

    「勝利の方程式」崩壊危機…巨人が狙う“抑え助っ人”の名前

  8. 8

    「視聴率の女王」米倉涼子もビビらせた黒木華“怪演”の源泉

  9. 9

    「衆参ダブル論」は安倍首相とその周辺の思考混乱の表れ

  10. 10

    演技より気になる…長谷川京子「ミストレス」での“唇と顔”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る