ダンス振付師は共感 日野皓正氏の“往復ビンタ”に賛否両論

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 20日、世田谷パブリックシアターで開催された「日野皓正presents Jazz For Kids」で、トランペッターの日野皓正(74)が演奏中の中学生にビンタをした件について賛否両論が巻き起こっている。

「暴力は絶対反対」という声の一方で、「よくやってくれた」「大御所がハッキリ意思表示してくれて心強い」という賛成の声が、日々、子供と接する指導者の間で広がっているのだ。

 この公演は、世田谷区教育委員会が主催。区内の中学生を日野皓正らトッププロが指導するプロジェクトの一環で、4カ月の成果を披露。パート紹介の際、ドラム担当の男子中学生がソロパートをいつまでも続けている様子に「おまえのパートじゃないんだよ!」と日野がビンタを食らわし、止めさせた動画が週刊文春で掲載された。

 当事者の中学生は日野に謝罪したというが、教育現場では行き過ぎた個性尊重教育のおかげで“自分さえ良ければいい”とはき違えた子供が集団行動を乱し、指導者たちは大いに頭を痛めているという。ダンス振付師で、LegendTokyo優勝者のavecoo氏がこう言う。

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