79歳の大林宣彦監督 戦争前夜と現代日本の“類似性”に警鐘

公開日:

「僕は戦争でいっぺん死んでいますからがんごときでは死ねませんよ」

 そう言って自身の難病を笑い飛ばすのは映画作家の大林宣彦(79)だ。医師から1年4カ月前に余命3カ月を宣告されながらも完成させた映画「花筐/HANAGATAMI」。この新作に込めた戦争と平和への思いを熱く語った。

「戦後のモノカネ主義が大嫌いで、ずっと清貧を志しつつ映画を作ってきた。そんな僕の映画人生の中で、規範となった小説が2つある。福永武彦の『草の花』と、もうひとつが本作の原作となった檀一雄の『花筐』です。どちらも戦争でゆがめられた友情や恋愛の物語で、そこに惹きつけられました」

 太平洋戦争勃発前夜の佐賀県唐津を舞台に、奔放だった若者たちが時代に翻弄され追いつめられるさまを描いた青春群像劇。窪塚俊介、満島真之介、常盤貴子ら実力派キャストを揃え唐津でロケ撮影した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  2. 2

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    「団十郎」襲名の海老蔵が「白猿」に込めた暴行事件の自戒

  5. 5

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  6. 6

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  7. 7

    実業家と交際報道も…深田恭子と亀梨の“愛犬散歩”目撃情報

  8. 8

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  9. 9

    芸人から女優へ イモトアヤコは“第2の泉ピン子”を目指す?

  10. 10

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

もっと見る