有安杏果引退で「新生ももクロ」 次なる目標は東京五輪か

公開日: 更新日:

「普通の女の子の生活に戻りたい」と突然芸能界引退を宣言した「ももいろクローバーZ」の“緑”有安杏果(22)が21日、幕張メッセでラストライブを開催した。

 会場にはライブビューイング含め約3万7000人のファンが集結、有安のテーマカラーであるグリーンの服やリュックを背負ったファンたちが彼女を見送った。開演前に取材に応じ、今の心境を聞かれた有安は「8年間やり切ってスッキリしています。(引退宣言について)いろんな意見があるだろうと覚悟していましたが、“おつかれ”という温かい言葉が多くてうれしかったです」とエゴサーチ分析を欠かさない有安らしい感謝の言葉を述べた。

 メンバーの玉井詩織(22)は「学生時代は杏果が勉強し出すとテストが近いんだなと思いました」と有安の勤勉エピソードを披露。EXILEのダンススタジオ出身でダンスは本格派、歌唱力はメンバーでピカイチ。聞かせるパートはほとんど有安が担当し、生歌&口パクなしをモットーとしているももクロの実力を下支えしてきた。アイドルと大学生“二足のワラジ”を貫き、昨年大学を卒業。ワラジの一方をコンプリートしたためにかえって「燃え尽き症候群」に陥ったのではと囁かれるほどだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー