著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

やっつけ対応で謝罪 桂文枝の不倫騒動の笑えない見苦しさ

公開日: 更新日:

 東京進出の吉本芸人の先駆けとして今もお茶の間人気の高い文枝だが、度重なる女性問題には「呆れる」という声が続出している。仲間内のスキャンダルは「おいしいネタ」の芸人仲間も、大先輩ということもあり口にチャックしていた。

 唯一、中田カウス・ボタンのカウスは関係なし。正月の吉本の舞台で「芸人で女房が2人おるのは桂文枝」とネタにして皮肉っていた。最近は関西の後輩落語家もネタにしていたなか、ついに松本人志もテレビで「どっかでしゃべったほうがいいのでは」と苦言を呈した。後輩からのブーイングに近い声が出るのも「笑えない」不倫問題にある。

 文枝は2人の女性から下半身事情まで暴露されている。「売名行為」ではなく、恨みを買った告発。昔、スター俳優は当たり前のように不倫というより愛人がいたが、別れて恨まれることはなかった。

「別れる時は財産をすべて渡すくらいの心意気で遊んだ」とよく聞いた。それは後輩に対する遊び方の教えでもあった。後輩は遊びも含めて尊敬できる先輩を慕う。それは昔も今も変わらない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発