映画「空海」で楊貴妃役 チャン・ロンロンの堅実人生設計

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■大学では制作過程を学べるクラスを専攻

 フランス人の父親と台湾人の母親を持つハーフ。チューインガムのCMに出演した10歳の頃からカメラの前に立ってきた。本格的に女優を目指したのは大学1年の時だが、夢を追いながら“保険”もかけた。

「〈天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず〉という孟子の言葉があるように、女優になれるのは特別なことで、運と実力と心が備わらないとなれないと思っていたの。だから、大学ではテレビ番組の制作過程を学べるクラスを専攻しました。スタッフの方が女優よりも確実にご飯が食べていけそうでしょう? でも、ありがたいことに演技の仕事も増えていった。仕事では撮られる側、学校では撮る側。3日間の完徹もざらだったんですが、努力は惜しまずにやってきたからこそ今の私がある」

 2013年に結婚、1児の母として忙しい日々を送る。気分転換は料理で、台湾の薬膳スープ「麻油鶏」が得意とか。この容姿に加え、料理も上手とは神様は“不公平”だが、「悩みもあるんですよ。ほうれい線。よく笑うので、笑いジワが気になるの(苦笑い)」。

 ぜいたく!

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