山路徹さん 戦場から戻ったら“女子アナと親密交際”怪文書

公開日: 更新日:

 その後、紆余曲折はあったものの、ニュース番組のレギュラーも持たせてもらっていた2010年。次は大桃美代子さんの“ツイッター爆弾”が炸裂、不倫騒動の勃発です。

 あの件は記者会見で話した通り、「すべて私が悪い」。これに尽きるのですが、またまた大逆風で、仕事がかなり減りました。

 そんな折の11年3月11日、東日本大震災が起きて当日から仲間と福島原発の周辺地域に取材に入りました。現場の状況を伝えなければと思ったからです。

 大災害直後の現場取材は混乱してるからすごく難しくて、かなり神経も使います。

 ところが、南相馬市の桜井勝延市長(当時)を訪ねたら、顔を見るなり、「あ、山路さん」。避難所に足を運んでも「山路さん、わざわざ来てくれたの?」と言われました。

 ワイドショー効果で、良くも悪くも顔と名前が売れていて、自己紹介する必要がなかった。そのおかげで取材は思った以上にスムーズでした。スキャンダルが逆にハードルを低くしてくれたのですから、“禍福はあざなえる縄のごとし”。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  2. 2

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  3. 3

    渡辺謙63歳で「ケイダッシュ」退社→独り立ちの背景と21歳年下女性との再々婚

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    米価高騰「流通悪玉論」は真っ赤なウソだった! コメ不足を招いた農水省“見込み違い”の大罪

  1. 6

    大阪万博は鉄道もバスも激混みでウンザリ…会場の夢洲から安治川口駅まで、8キロを歩いてみた

  2. 7

    悠仁さま「9.6成年式」…第1子出産の眞子さん、小室圭さんの里帰りだけでない“秋篠宮家の憂鬱”

  3. 8

    参政党議員「初登院」に漂った異様な雰囲気…さや氏「核武装」に対しゼロ回答で現場は大混乱

  4. 9

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  5. 10

    悠仁さま「友人とガスト」でリア充の一方…警備の心配とお妃候補との出会いへのプレッシャー