髭男爵・山田ルイ53世が一発屋取材を語る「勇気もらった」

公開日: 更新日:

 お笑い芸人、髭男爵の山田ルイ53世(43)が「一発屋芸人」にインタビューした「一発屋芸人列伝」(新潮社)で編集者が選ぶ「第24回雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞し話題になっている。同書では、とにかく明るい安村、ジョイマン、キンタロー。ら一発屋芸人の姿を生き生きとした筆致で描いている。ピース又吉に次ぐ“芸人文筆家”の登場との呼び声も高い山田ルイ53世に話を聞いた。

■「一発屋の華麗な溺れ方、あがき方を味わっていただければ」

 本作は“一発会”の発足がきっかけだとか。

「2015年に『一発屋総選挙』というイベントをムーディ勝山くんたちが企画してくれて、そこから会が発足しました。そもそも社交下手なピン芸人を救う受け皿をつくろうと、レイザーラモンHGさんたちが会を立ち上げ、僕もそのセーフティーネットに引っかかりました。○○軍団とかグループに所属していなくて、芸能人の友達がいないんですよ。選挙も1回だけで終わるという伝説のイベントで、飲み会は声をかけると一発で決まりました。みんなヒマだったので」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった