NHKとケンカ別れして2年…和田アキコ「紅白復帰」の確率は

公開日: 更新日:

「音楽チャートとは無縁の和田の新曲のセールスが好調なのは、ひとえにボイメンのおかげです。ボイメンは若者に人気のグループで、一昨年、昨年も紅白初出場が噂されました。つまり、和田が『うたコン』に出演できたのはボイメンの“おまけ”。ちなみに、『ごごナマ』はホリプロの後輩である船越英一郎が司会を務めている番組です」(同)

■なりふり構わぬ“バーター作戦”

 和田がなりふり構わずNHKの番組に出演しようとするのは、紅白の選考基準のひとつとされる“NHKへの貢献度”で実績をつくろうとしているようにも見える。

 それでも、紅白復帰のハードルは高いようだ。和田はファンも多いがアンチも多い。昨年、「週刊文春」が実施した「『紅白歌合戦』に出てほしくない歌手」という調査で1位になっている。和田が紅白に復帰する確率はどれくらいあるのか。

 芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏が言う。

「50%程度といったところでしょう。たとえNHKが和田と距離を置こうとしても、いわゆる“バーター”が行われるかもしれません。ホリプロには大河ドラマ『西郷どん』で主演している鈴木亮平、来年の大河『いだてん』に出演する綾瀬はるかといった人気の役者がたくさん所属しています。例えば、ホリプロが3年後の大河に竹内涼真を出演させると決めれば、NHKが和田を“特別枠”などの形で紅白に出場させる可能性があります」

 もっとも、ボイメンだけが和田とのコラボ曲とは違う曲で初出場を果たし、和田は落選するケースも考えられる。NHKがどんな判断を下すか見ものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  3. 3

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  1. 6

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  2. 7

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  3. 8

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  4. 9

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴