山田孝之×菅田将暉「dele」は「トリック」を超えられるか

公開日: 更新日:

 第1話では、菅田がビルの5階から隣のビルに飛び移るトム・クルーズばりの動きを見せれば、山田は車いすを利用して追っ手を退治するなど、アクションの要素も見せた。「数字以上に業界関係者の評価も高い」と、前出の亀井氏はこう解説する。

「山田と菅田という芸達者なバディーに、プラス山田の姉役の麻生久美子という固定の3人をベースに、毎回、脚本と演出担当の組み合わせが変わる。さらに初回の江口のりこや先週のコムアイをはじめ、週替わりでクセのある濃い演者たちが今後も登場します。『どんな展開になるだろう』というワクワク感がある。かつてこの枠が生んだ仲間由紀恵阿部寛コンビの『トリック』のようにメジャーになっていけば、映画化もあるかもしれませんね」

 夜8時台、9時台ではシルバー世代をターゲットにしたドラマで堅実に視聴率を稼ぎつつ、前クールの土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」など、深夜枠で刺激的な作品を、というのがテレ朝の基本パターン。果たして「トリック」を超えられるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃