“視聴率女王”米倉涼子が挑む 「最低18%」の壁は高いのか

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「久しぶりに新しいキャラクターの名前を言うので違和感がありますが、元弁護士の役、フツーの人です」

 冒頭、ちょっぴり緊張した面持ちで挨拶したのは、主演女優の米倉涼子(43)。2日に開かれた木曜ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系、木曜21時)の制作発表記者会見である。

手術室から法廷へ

 視聴率女王の称号をほしいままにした「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレ朝系)シリーズと、どことな~く似たようなタイトルだが、ストーリー自体は完全に別。手術室から法廷へと見せ場を移し、この秋は同局では6年ぶりとなる新作で勝負するのだ。

 出演者もパワーアップを図る。「親戚みたいな感じ」と信頼を寄せる勝村政信(55)といったお馴染みのメンバーに加え、高橋英樹(74)、安達祐実(37)、三浦翔平(30)、荒川良々(44)といずれも初共演の面々も名を連ねる。

 撮影が始まって1カ月。周囲へのこまやかな気遣いをすることで知られる女優だけに、「現場に行く前に(共演者らと)何を話したらいいのかなあと考えたりしていた」と戸惑いもあったようだが、「最近はキャラクターもまとまってきた」と新しい役柄への手ごたえをつかみ始めた様子も垣間見せた。

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