希林さん告別式でも注目 宮沢りえの喪服をマナー講師診断

公開日: 更新日:

 小雨が降りしきる中、しめやかに営まれた樹木希林さん(享年75)の告別式。俳優仲間や関係者、ファンなど1500人が参列し、がんと闘病しながら最期まで役者として生きた故人を悼んだが、実はある女優の喪服が注目されていたという。

宮沢りえです。彼女は過去に非常識な喪服で非難を浴び、ネットで炎上騒ぎになった“前科”がある。それ以来、ウオッチの対象となっている」(スポーツ紙記者)というのだ。

 きっかけは2011年7月、俳優・原田芳雄さんの告別式だった。いまから夜会に繰り出そうといわんばかりの肩をモロ出ししたノースリーブ姿。夏の夜のため、本人は暑さ対策を講じたつもりかもしれないが、TPOを無視した露出度の高さはブーイングの嵐を呼んだ。続く12年の中村勘三郎さんの通夜、そして16年の蜷川幸雄さんの通夜には派手な装飾が施されたクラッチバッグを持ち、更なる失態をさらしたのだった。

 改めて、周囲に不快感を与えない葬儀ファッションとはどんなものなのか。働く女性向けの人材教育や研修を行っている「シェリロゼ」代表で、冠婚葬祭の著書もあるマナー講師の井垣利英さんによると、服装は黒無地のワンピースやスーツ、アンサンブルが基本であり、肌の露出や透けたり、カジュアルなものはNG。バッグは黒の布製か光沢のない革製が望ましく、留め金や飾りのないシンプルな物を選び、ストッキングは黒。薄めのメークを施し、ネイルは肌色に近い色。アクセサリーは結婚指輪以外はしない方がベターだが、着ける場合は真珠の一連ネックレスやイヤリングが望ましいとのこと。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも