目玉不在のNHK紅白 救世主は浜崎あゆみら「平成」の歌姫か

公開日: 更新日:

 11月14日に発表されたNHK紅白歌合戦の出場歌手。初出場は6組だが、話題性に欠けるメンバーとなった。

「今年の紅白は、近年まれにみる“小粒”なメンバーです。まあ今年はメガヒット曲が生まれませんでしたし、仕方ないと言えばそれまでなのですが……」(スポーツ紙記者)

 紅白といえば、今年8月に番組の責任者だった部長がセクハラで異動していたことが発覚。また、「原爆Tシャツ」で波紋を広げたBTS(防弾少年団)が出演するかどうかなど、本来とは違う注目のされ方をしていた。

「今年10月に行われたBTSの欧州ツアーに紅白スタッフを派遣したり、彼らの出場は決定的だった。しかも、東方神起らの韓流スターが、あと何組か出る予定だったのです。それがひっくり返ったのは、10月30日に飛び出した徴用工問題です。あれで、流れは完全に“韓流NG”になってしまった」(NHK関係者)

 つまり、原爆Tシャツ問題が発覚していなくても、BTSの出場は厳しかったようだ。しかも、NHKは若者に絶大な人気を誇る米津玄師ら、話題の歌手にもフラれてしまった。特に米津はNHK2020応援ソングを歌っているのに断られたので、局内のショックは大きいようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした