ダヒョンに“慰安婦支援T”問題 TWICE紅白取り消しあるのか

公開日: 更新日:

「記憶に新しいところですと、1991年のHOUND DOG、04年の後浦なつみです。前者は選曲をめぐってNHKとトラブルになり辞退。後者は、後藤真希と松浦亜弥、安倍なつみから成るグループで、安倍なつみの盗作が発覚したことにより辞退しました。受信料で成り立っているNHKとしては視聴者の声を完全に無視することはできません。辞退、取り消しの可能性はゼロとはいえないでしょう」(テレビ局関係者)

 もっとも、「嫌韓派を中心にTWICEへの抗議はありますが、紅白取り消しはないと思います」と言うのは、日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏だ。

「ダヒョンが身に着けていた『MARYMOND』のTシャツは、反日を意図した明確な写真やデザインが施されていたわけではありません。紅白出場もNHKからの要望が強かったと聞いています。『MARYMOND』は韓国の若者に人気のブランドで、元従軍慰安婦を支援していない人も気軽に着ています。事務所の衣装担当に言われるがまま無意識に着ていた可能性もあります。ダヒョンはメンバーの中でも日本語をよく勉強し、ファンへの神対応で知られていて、どちらかといえば親日派です。このタイミングで発覚したことを考えると、紅白に落選したBTSのファンも含めた、他のK―POPファンや嫌韓派の妬みや憎悪が考えられます」

 “Tシャツ問題”がTWICEの紅白出場の有無に影響するのかNHKに聞いてみると、「出場者については、11月14日に発表した通りです」(担当者)と回答があった。とりあえず、ファンは一安心か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”