“出世魚女優”永野芽郁 朝ドラ後の初連ドラで問われる真価

公開日: 更新日:

「ヒロインを演じるといっても、このドラマの主演はあくまで菅田。仮に視聴率でコケても永野には傷がつかない。高視聴率をとれば永野の功績にもなる。リスクの少ない立場だったことも、日テレが争奪戦に勝利した理由だろう」(テレビ関係者)

 役者経験が長いのも永野の強みである。突然出現した若手女優のようなイメージだが、実は映画デビューは10歳。子役としてテレビや映画に出演しながら、雑誌モデル、カルピスウォーター、UQモバイルなどのCM出演のほか、多くの青春胸キュン映画に出演しているティーンのカリスマ的存在でもある。

 とはいえ、いまや青春胸キュン映画は飽和状態で、少しくらいいい演技をしても埋もれてしまい、ブレークは難しい。勝負をかけて応募した朝ドラヒロインのオーディションで2000人以上の応募者の中から勝ち抜いて抜け出したのは実力に他ならない。

 2019年は更に大きな仕事が舞い込むのは確実だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった