数字はテレ朝勝利も…日テレ「今日俺」がもたらした“功績”

公開日: 更新日:

 10-12月期の連ドラも、結局、テレビ朝日が強かった。

 米倉涼子主演の「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」が全9話平均15・6%でフィニッシュ。2クールある水谷豊主演「相棒」の前半9話平均15・3%を押さえ、秋クールのトップとなった。

 全話平均2ケタをクリアしたのは、他に「下町ロケット」(TBS系)、「科捜研の女」(テレビ朝日系)、「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)、「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)。

「一般的に言われる“視聴率”は、録画や配信による視聴はカウントされず、オンタイムでの数字です。ドラマ不況といわれて各局が頭を悩ませている中、放送時間にテレビに向かえるシニア層が安心して見られるドラマ作り、というのがテレ朝の強みです」(テレビ誌記者)

■“今日俺ロス”を訴えるファンが多数

 その一方で、「今期で一番熱かったのは『今日から俺は!!』(日本テレビ系)でしょう」(在京キー局関係者)という意見も多い。テレビコラムニストの亀井徳明氏も、こう口をそろえる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾