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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

カトパンの相槌は軽すぎる 新MCの初日を辛口チェック

公開日: 更新日:

 初回はホワイトベージュのブラウスと黒のロングタイトスカート。カトパンのアナウンス力には定評があり、声も聞きやすいのだが、大きな弱点を発見。それは「ホンマでっか!?TV」(フジ系)でさんまに鍛えられているせいか、とにかく反射的に何か反応する。「なるほど」「ほー」と相槌を打ち、画面に何か映れば「おー」と声を出す。バラエティーではなく、ニュースでそれをやられるとなんとも軽い感じ。

 一方のミタパンは「グッディ!」(同)でモノ言う女子アナとして頑張ってきた甲斐があり、やる気がみなぎっていて、メークの濃さに表れていた。時々見せる挑発的な目線がたまらない。「ミタパンに叱られたい!」と全国のM男が信者になるのではないか。番組自体、短時間でコンパクトにまとめられ余計なものがない分、見やすくていい。

大下容子アナは女性国会議員の晴れ姿みたい

 そして、大下。前キャスター橋本大二郎の介護(!?)を長年つとめたご褒美で晴れて冠番組をゲット。

 ベテランの大下も初日はさすがに緊張していたようだが、徐々にペースを取り戻した。こちらも白のスーツに真珠のネックレスにイヤリングと、女性国会議員の晴れ姿みたいな堅めのファッションで、メークはやっぱり濃かった。

 女性アナウンサーは意気込みを白い服と濃いメークでアピール。まだ始まったばかり。誰が支持されるか。乞うご期待!

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