「昭和の人間ですが」中森明菜が平成最後に綴る手紙の悲痛

公開日: 更新日:

《平成も…もうすぐ…おわって…しまいますねぇー!!!》

 中森明菜(53)がファンクラブ会員向けの会報で、このほどそんなメッセージをファン宛てに送った。便箋に直筆で心境がつづられており、

《あたしは…昭和の人間ですが…この平成のうちに…なにかしら…やって…おきたいなど…みなさんは、あるのかナぁ――…!?》

 そう問いかけた後、文面はこう続いている。

《あたしは…あまり…そういうのには…心…動かないので…んん…なんとも…とぉっ!!いっても…なんだか…さみしいですぅ!》

 明菜が2016年から2年連続で開催していたディナーショーは、昨年行われなかった。免疫力低下で体調を崩し、長らく遠ざかっていた芸能活動を再始動し、NHK紅白歌合戦に出たのが2014年。17年にはデビュー35周年を記念したオリジナルアルバムをリリースし、ホールでのコンサートをと期待されていたが、それも頓挫している。さみしいのは平成が終わることなのか、それとも、明菜自身のことなのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」