“バブリーダンス”伊原六花 「なつぞら」東京編の起爆剤に

公開日: 更新日:

■視聴者の“親心”も伊原六花に向かう?

 今年に入ってから伊原は、「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(フジテレビ系)をはじめ4本のドラマに出演。21日からは主演映画「明治東亰恋伽」の公開が控えている。「なつぞら」出演でさらなる飛躍が期待できるのか。

「これで東京編も楽しみになってきました」と、コラムニストの桧山珠美氏がこう続ける。

「バブリーダンスが名刺代わりだった伊原さんですが、視聴者からその記憶が消えても今後は売れていくでしょう。高校生時代と雰囲気が変わっていたので、伊原さんだと気づかなかった視聴者は少なくなかったと思います。作業をしながらのセリフは難しいのですが、彼女は違和感なくこなしていた。視聴者にインパクトを与えたと思います。後からネットニュースなどを見て『バブリーダンスのあの子か!』と気付いた人が多かったのでは」

 ヒロインが広瀬という売れっ子だったことも、伊原にとっては追い風のようだ。

「本来の朝ドラの楽しみ方は、無名のヒロインを応援しながら“育てる”こと。しかし、広瀬さんはすでに多くの作品で主役として活躍しています。本来、ヒロインに集まるはずの視聴者の“親心”が、親しみやすく可愛らしさもある伊原さんに向かうかもしれません」(桧山氏)

 ヒロインの幼少時代を演じた粟野咲莉(8)や、学生時代の友人役を演じた冨田望生(19)はすでに足跡を残したが、どうやら伊原六花も続きそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃