著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

会見で浮き彫り…岡本社長が松本人志に頭が上がらない理由

公開日: 更新日:

「元SMAPの3人を使うな」と民放各局に対する圧力疑惑を公正取引委員会に注意されたジャニーズ事務所。当然、双方とも「圧力はない」と否定したが、なにもなかったら注意するはずもなく、くすぶったままになった。ジャニーズのテレビ局に対する圧力は以前から伝えられていた。

「誰を出すなではなく、ジャニーズとかぶるようなアイドルと一緒の番組なら、うちのタレントは引き揚げることをにおわす。タレントの数できたらテレビ局はお手上げ。今はテレビ局が自主的に忖度している」(テレビ関係者)

 テレビ局の芸能プロに対する忖度なら数多くの芸人を抱え何本もの番組を持つ「吉本興業」も遜色ない存在だが、忖度なく報じているのが今回の闇営業問題。反社会勢力からの金銭授受を報じられて以降、沈黙していた雨上がり決死隊宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮が先週末に独自の会見を開いた。痛烈に批判されたのが、2人と話し合いを重ねていた岡本昭彦社長。「全員クビにする」など数々の言葉で恫喝まがいのことをされたことまで明かした。岡本社長も対応するしかない。週明けに会見に臨んだ。一番知りたいポイントは社長の言動が本当にあったか否かにある。すべての質問を受けると誠意を見せていたが、回りくどい言い訳ばかり。恫喝まがいの言葉に対して「YES」とも「NO」とも言えないために、質問をはぐらかすのに精いっぱい。昨年、日大アメフト部選手が「悪質タックルは監督・コーチの指示」と会見。当時の監督・コーチの醜い言い訳とかぶって見えた。「そんなつもりで言ったわけではなかった」という言い訳までそっくり。真実の前には誰も無力なことを痛感する。事態を収拾しようとする岡本社長の取り繕ったような謝罪と「処分撤回」もしらじらしく聞こえるだけ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  4. 4

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  5. 5

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  1. 6

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  2. 7

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  3. 8

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  4. 9

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 10

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる