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大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

異例の1000日連続上映 映画「この世界の片隅に」が持つ力

公開日: 更新日:

「この世界の片隅に」は、クラウドファンディングで資金が集まった。つまり、作品のはじめから熱心な支持者の支援があり、それが映画の完成につながった経緯を持つ。その支援の輪が今も広がり続けているのだろう。

 ちなみに、未公開の映像を30分ほど追加した本作の新バージョン「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月から公開となる。寺内社長は、それまでこのまま上映を続けたいという。何と幸福な作品だろう。

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