著者のコラム一覧
小手伸也

1973年、神奈川県生まれ、早稲田大学卒。劇団inner child主宰、作家、演出家、俳優、声優の何でも屋。出演作にてあらゆるスパイス(?)をふりまき、さらなる弾みをつけたいともくろむ“シンデレラおじさん”。4月期は月9ドラマ「SUITS/スーツ2」(フジテレビ系)、連続ドラマW「鉄の骨」(4/18スタート)、「いいね!光源氏くん」(NHK、土曜23時30分~)に出演。

秀逸なるEXIT 芸人さんのブレークは役者以上に人生変わる

公開日: 更新日:

 7月(夏)クールの撮影が終わり、10月(秋)クールの撮影前……。こうした「クール間」の時期はちょっとした休み期間のはずなんですが、大変ありがたいことにバラエティーのお仕事で存分に忙しい(うれしい悲鳴)小手伸也です。

 そんな中、呼んでいただいた「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)ですが、その時初めてEXITのお2人とお会いしました。ネタは以前から拝見しており、その〈ネオ渋谷系漫談〉から繰り出されるチャラいノリ、その奥に見え隠れする苦労ゆえの生存戦略、お2人の人柄の良さなど注目ポイントはかなりあるんですが(僕、お笑い好きなんですよ)、やはり特筆すべきは「チャラ語」のチョイス。特に「やんごとなさすぎてお隠れになる~」は、彼らの古典系ワードの中でも秀逸かなと!

 僕自身、古文書が好きなこともあって番組中に古語として正確に翻訳したら、久本雅美さんに「マジメか!」とツッコまれましたが(苦笑い)、分かる人にはその使用法のミスマッチ感にクスッとくるし、古文の授業で何となく覚えてるとか、分からなくても語感がおもしろいとか、いろんな人に違った響き方をするあたり、相当練られているなと!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然