著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

負けず嫌いが演技の原動力 広瀬すずは生来の「体育会系」

公開日: 更新日:

「『ウソじゃん!』って家で泣きじゃくって」(広瀬すず/NHK「あさイチ」8月30日放送)

 NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインのなつを演じる広瀬すず(21)。その可愛らしい見た目から文化系のか弱い少女というイメージを持たれるかもしれないが、実は根っからの体育会系。小2の頃からバスケを始め、負けず嫌いだった彼女は、将来はバスケの選手か監督になりたいと思うほどのめり込んだ。

 彼女は一足先にデビューしていた姉のアリスのイベントを見に行き、そこで出会った事務所の社長に半ば強引に誘われ、14歳で芸能界入り。バスケを優先するという約束だったにもかかわらず、最初の仕事からバスケの新人戦と重なり大号泣。その時のことを語ったのが今週の言葉だ。その後はしばらく、モデルという芸能の仕事に反発しかなかったという。

 デビュー間もない中2の頃、彼女とオーディションで対面した大根仁監督は、広瀬との対談で「会った瞬間から、この子は大変なことになる」と思ったと明かす。「“演技的な運動神経”が抜群だった」(LINE「ライブドアニュース」2018年8月29日)と。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です