映画「宮本から君へ」池松壮亮の血と涙のエネルギーが圧巻

公開日: 更新日:

 一方、私生活では新婚の蒼井も、体当たりの激しいシーンの連続だ。白くて細い裸体、ショッキングな陣痛シーンも演じている。脇を固めるピエール瀧佐藤二朗井浦新一ノ瀬ワタルなどの共演者も、これまた熱くてハイテンション。凄まじいエネルギーがあふれ出す映画になっている。

 愚直で、しかも不器用で暑苦しいけど、気持ちだけは一途で真っすぐ。要領がよく、小ぎれいでスマートな若者が多い昨今では、宮本みたいなアナクロタイプは手に負えない、言わば“絶滅危惧種”だ。部下に持ったら、さぞ大変だろう。こいつ、どうする?

(荒木久文=日本映画ペンクラブ会員、報知映画賞選考委員)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ