映画「宮本から君へ」池松壮亮の血と涙のエネルギーが圧巻

公開日: 更新日:

 一方、私生活では新婚の蒼井も、体当たりの激しいシーンの連続だ。白くて細い裸体、ショッキングな陣痛シーンも演じている。脇を固めるピエール瀧佐藤二朗井浦新一ノ瀬ワタルなどの共演者も、これまた熱くてハイテンション。凄まじいエネルギーがあふれ出す映画になっている。

 愚直で、しかも不器用で暑苦しいけど、気持ちだけは一途で真っすぐ。要領がよく、小ぎれいでスマートな若者が多い昨今では、宮本みたいなアナクロタイプは手に負えない、言わば“絶滅危惧種”だ。部下に持ったら、さぞ大変だろう。こいつ、どうする?

(荒木久文=日本映画ペンクラブ会員、報知映画賞選考委員)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  2. 2

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  3. 3

    統一教会「自民290議員支援」で黒い癒着再燃!ゴマかす高市首相をも直撃する韓国発の“紙爆弾”

  4. 4

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  5. 5

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ

  1. 6

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 7

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  3. 8

    長澤まさみ「結婚しない女優」説を覆したサプライズ婚の舞台裏… 福永壮志監督と結びつけたのは?

  4. 9

    スライム乳の小向美奈子はストリッパー歴12年 逮捕3回経て

  5. 10

    悠仁さま初の新年一般参賀 20年後「隣に立つ皇族」は誰か? 皇室に訪れる晩婚・少子化の波