「世界陸上」にしがみつく織田裕二 あの絶叫はまた封印か

公開日: 更新日:

 15年の北京大会から織田がせわしなく世界各国に飛び、有力選手たちのインタビューをするようになったのも、陸連との約束があったためだ。

 今大会直前の会見で、織田は自分にとって世陸の中継は「腐れ縁じゃないですけど……」と苦笑いを浮かべ、「まさかこんなに長いことやるとは夢にも思っていなかった」と口にした。そして間髪を入れずに「競技の奥深さが少しずつ分かってきた……」と意味深なコメントも付け加えた。

 どうやら織田は21年の米ユージン大会以降もMCを続けるつもりのようだ。ただ、筆者としてはあの「キタ~!」をもう一度聞きたい。ファンの期待を裏切ってまで世陸のMCにしがみつく必要があるのだろうか。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした