「世界陸上」にしがみつく織田裕二 あの絶叫はまた封印か

公開日: 更新日:

 織田がグラウンドでリポートをしている最中に陸連幹部がテレビカメラの前を横切った。その幹部に向かって織田は「あっ、邪魔邪魔……そこどいて!」と生放送中にやってしまったのだ。

 これに陸連側は激怒し、TBS側に抗議する事態に。その後、陸連側、TBS側、織田側の3者間で何度も話し合いの場が設けられたと聞く。

 そして最終的には①陸連が陸上を取り巻く現状について設けた勉強会に織田が出席する②大会前には織田が実際に複数のトライアルレースを観戦して選手にインタビュー取材などをする③世陸の出演料および拘束料のギャランティーを半分に減額する、といった解決案がTBS側から陸連側に提示されたといい、結果的に織田側が折れる形となった。

 その後、「女性自身」(13年6月18日号)がそれまで3000万円だった織田のギャラが1500万円に大幅減額されたと報じ、同年のモスクワ大会以降、織田は「キタ~!」を完全封印。スタジオでもすっかりおとなしくなり、ハイテンションな織田のMCを楽しみにしていた視聴者をガッカリさせた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  2. 2

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 3

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 4

    炎天の弔辞で高橋克典が読み上げた「芸能界のドン」秘話…ケイダッシュ川村会長告別式

  5. 5

    叡明(埼玉)中村監督「あくまで地元に特化したい。全国から選手を集めることは全く考えていません」

  1. 6

    中居正広氏に新事実報道!全否定した“性暴力”の中身…代理人弁護士は「出どころ不明」と一蹴

  2. 7

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  3. 8

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  4. 9

    嫌というほど味わった練習地獄と主力との待遇格差…俺の初キャンプは毎日がサバイバルだった

  5. 10

    ドジャース「投手」大谷翔平がMLB最大落差の“魔球”を温存する狙い…リハビリでは「実戦でもっと試したい」と