佐藤健「恋つづ」“キュン攻め”LINE人気に見えた新たな鉱脈

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 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「だから『テセウス』が数字を伸ばすのは分かるんですが、ベタすぎるラブコメの『恋つづ』がリアルタイムの視聴率を上げてくるとは意外でした」としながら、「でも、何となく分かる気もするんですよね」と、こう続ける。

「先日、居酒屋で飲んでいたら、周囲の推定30代後半から40代後半の複数の女性客のスマホが同時に鳴りました。見回すと、着信音を消している女性も、同時にスマホの画面に見入っていました。偶然にしてもちょっとおかしいなと思って、隣の女性に聞いてみたら、『タケル(佐藤健)のLINEだよ』って。佐藤の公式LINEがつくる“疑似恋人感”が、『恋つづ』をリアルタイムで見たくなるようにさせている部分も大きんじゃないかと」

 実際、日刊ゲンダイDIGITALでは20代女性記者が1月下旬、このLINEの「友だち」になってメロメロになり、その体験記をアップしている。

「恋つづ」で“キュンキュン魔王”ぶりを見せている佐藤。ちなみに佐藤のLINE公式アカウントは「有名人」カテゴリーの中で堂々の1位だ。「友だち」数は350万人を超える。

 一般女子たちの生々しい妄想を公式LINEでかき立てることで、視聴率の上昇も「つづくよ」か。だとしたら、新たな視聴率の“鉱脈”がここにあるかもしれない。

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