桧山珠美
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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

R-1は今回もコンビの片割れ優勝 もう1人はどうしている?

公開日: 更新日:

 ピン芸人ナンバーワンを決める「R-1ぐらんぷり」。昨年の優勝者・霜降り明星粗品もそうだが、本来はコンビで活動している片割れが出場することも多い。相方がいる芸人は厳密にはピン芸人ではない……などと疑問に思いながら見ていたら優勝者マヂカルラブリー野田クリスタルもコンビの片割れだった。

 片割れは何をしているのか、素朴な疑問が湧く。

 そのR-1のMCを務めたのが雨上がり決死隊の片割れ、蛍原徹。そもそもこの人、性格はよさそうだが、ピンでは物足りない。片や、相方の宮迫博之は闇営業問題で謹慎してやっとYouTubeで復帰したが、まだまだテレビにはお呼びがかからない状態。

 チュートリアルはどうか。先ごろ所得隠しの徳井義実は復帰。では、相方の福田充徳はというと存在感の差は比べるまでもない。世間では「じゃないほう芸人」などと呼ぶ。

■「じゃないほう芸人」の沈没 or 浮上

 だが、「じゃないほう芸人」も捨てたものでもない。アンジャッシュ児嶋一哉、ドランクドラゴン鈴木拓のように独特の存在感を見せるケースも。女性コンビ・オアシズも当初は圧倒的に光浦靖子が売れていたが、大久保佳代子が追いついて追い越したか。

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