会見で力量不足を露呈…東出昌大は“汚れ役”に転向できるか

公開日: 更新日:

 3月17日、東出昌大(32)が今年1月に「週刊文春」に不倫を報じられてから初めて公の場に姿を現した。東出は20日公開のドキュメンタリー映画「三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実」のナレーションを担当している。つまりプロモーションのために担ぎ出されたわけだが、その効果はてきめんで、この日会場には100人を超える報道陣が集まった。

 頬がこけた東出は黒のスーツ姿で登壇。腰回りのダブつきはどうにも隠せなかった。

 この日、芸能関係者が注目したのは、ベテランから若手に至るまで、“杏ちゃん寄り”の芸能リポーターたちと東出がどう渡り合うかに尽きた。役者としての力量が改めて問われる場面だったといえるが、残念ながら、力量不足が露呈しただけで終わった。

 事前に取材陣との想定問答を用意し、一問一答のリハーサルも十分にこなして会見に臨んだはずだったが、「杏さんと唐田さん、どちらが好きですか?」のようなきわどい質問には、「お相手のこともあるので」と繰り返すばかり。動揺を抑えることができなかったのだろう。彼の視線が宙をさまよう様子が印象的だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし