長女も高級ブランド路線…工藤静香に指摘される“バブル臭”

公開日: 更新日:

「もしかしたら、静香さんの時代感覚は80年代バブルの時から止まったままなのかもしれませんね。30年前でしたら“ディオールのアンバサダー”と聞けば、今の10倍くらいは世間にもてはやされたと思います。それくらい私たちにとって海外の高級ブランド品は憧れで、のどから手が出るほど欲しい物でした。昔は男性に買ってもらったこともありましたが、最近は自分で買うお金があってもあまり興味がありませんね。バブル期は高級ブランドを身に着けることがかっこいいと思われる時代でしたが、あれから時が流れました。今、同じお金があったら、私は健康や自分磨きに費やしたいと思います。もちろん、今もディオールのバッグはかわいいし、すてきだとは思いますけどね」

 数年前から「断捨離」や「ミニマリスト」など、シンプルな暮らしに注目が集まっている。人生100年時代などといわれ、生活費を節約して老後資金に回そうとする人も増えている。シェアリング・エコノミーの普及で、車も部屋も洋服も時計も所有せずにシェアする時代だ。バブルの申し子である荒木師匠でさえ違和感を覚える“高級ブランド戦略”があまり共感を呼ばないのは、世間の感覚と“ズレ”があるのではないか。

 日本経済が少しずつ傾き、社会が停滞してきたこの数十年、一家の大黒柱のキムタクSMAPの中心メンバーとして大活躍。木村ファミリーにとって将来不安がなかったのかもしれないが、CocomiとKoki,を芸能人として成功させたいなら、バブル路線を軌道修正した方がよさそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  4. 4

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  5. 5

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  1. 6

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  2. 7

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも