著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

5月の嵐「新国立コンサート」開催 “ギリギリまで検討”情報

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大型イベントの開催自粛が続いていて、芸能界でも大きな被害が出ている。

 ほとんどのコンサートは中止か延期、舞台も上演を見合わせるところも多く、他方でここにきて上映中止にしていた作品を再開したりと、それぞれが悩みながらの活動となっている。小規模の舞台などは、赤外線サーモグラフィーの設置をはじめとして、対応策を取っての開催だったりする。この出費もバカにならない。

 ジャニーズ事務所の関係者と話をしたが、すでに3月末までのコンサートはすべて中止にしているが、4月以降も難しいようで、「検討中」ではあるが、「ギリギリ」にどうするか決めることになるという。5月には新国立競技場で嵐のコンサートも予定されている。まぁ、アイドルのコンサート会場では満員のファンがキャーキャーと大騒ぎするわけで、それを止めるわけにもいかず、現実的には開催は難しいかもしれない。早く終息してほしいと祈るばかりだ。

 体力のあるジャニーズでさえ損害は大きいというから、もっと活動の幅の小さなアーティストなどは死活問題といっても当然だ。僕らが仕事をするワイドショーも、新型コロナに関連する話題ばかりを放送している。報道ニュースもそうだが、視聴率もコロナの話題を扱うと高い数字となっていて、いま現在の社会的関心事ということだ。もちろん、意義のある放送ということになるが、それをしなければ他局のワイドショーに視聴者が流れてしまうのがわかっているから、毎日、時間いっぱいコロナの話題となる。見る側も内容に変化がなくても、「何か新しい情報があるかもしれない」「最新の状況が知りたい」という心理が働くのか、ワイドショーやニュースにチャンネルを合わせてくれるのだ。この傾向は、1月末から連日の報道が始まり、2カ月たった現在も変わらない。それどころか、一応の終息がみられるまで続きそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景