「感染列島」が予見したコウモリの毒性と人工呼吸器不足

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 気になるのは政府が五輪延期を言い出したとたん、東京都の感染者が激増したこと。先日、テレビのコメンテーターが「五輪のためにPCR検査を抑えていたのではないか。あるいはあまり危機感をあおらないようにしていたのではないか」と疑問を投げかけていたが、たしかに怪しい。実に怪しい。

 劇中の「神の責め苦」という言葉も意味深だ。最近はグローバリゼーションという大義のもとに大量の外国人観光客を招いた問題を指摘する声が起きている。グローバリゼーションの行き過ぎが新型コロナの一因というのだ。「観光立国を目指す」と大衆をあおり、カジノで成長戦略を粉飾しようとする現政権に神が怒ったのだろうか。

(森田健司/日刊ゲンダイ

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