ナイナイ岡村を崖っぷちから救った相方・矢部の“リア充力”

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(49)が、自身がパーソナリティーを務める4月23日放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の中で、「コロナが明けたら美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」と、発言したことへの批判は完全に収束したとは言い難い。岡村がMCを務めるNHK総合「チコちゃんに叱られる」の降板を求める署名運動を始める女性団体も出てきたほどで、騒動が拡大している印象すらある。

「放送翌日には岡村の発言がニュースになり、すぐにニッポン放送が謝罪しましたが岡村は沈黙したままでした。『まずは静観』ということでしょうが、この対応は闇営業問題の時と似ています。つまり、吉本興業も岡村も事の重大性をきちんと認識できていなかったのでしょう。本来であれば、すぐに釈明するなり謝罪すべきでした。それでも、この問題をすぐに収まることはなかったと思いますが、誠意を見せることはできたはずです」(芸能ライター・弘世一紀行氏)

 かつて、岡村は「M-1 グランプリ2018」で、審査員を務めた上沼恵美子(65)に対して、お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(40)とスーパーマラドーナの武智(41)が暴言を吐いた際、同番組で、「何回動画見てもあかんわ。何回見ても悲しくなる。これはあかんわって思った」と発言した。たとえ、その場の勢いでの失言だとしても、言葉の持つ力がマイナスに働いた時、どうなるのか。その後の対応をどうすべきなのか。闇営業問題にしても、初動を間違えればどうなるのか。岡村は重々分かっていたはずだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波