「コンフィデンスマンJP」好調も 東出昌大にはイバラの道

公開日: 更新日:

 女優・杏(34)と俳優の東出昌大(32)が1日に離婚を発表。唐田えりか(22)との不倫を報じられてから半年、騒動は一応の結末を迎えた。5年半の夫婦生活に終止符を打ち、再出発を図る東出だが、その道は決して前途洋々とは言えなそうだ。

 東出が長澤まさみ小日向文世と共に主演を務めた「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が先月23日に公開されたが、映画サイトに投稿される評価は軒並み高評価、興行収入は前作の「ロマンス編」(29.7億円)を超える40億円に達する見通しだという。さる芸能関係者はこう語る。

「東出さんの不倫が発覚して以降、ポスターで東出さんの扱いを小さくしたり、パブリシティーへの参加を控えるなどが検討されていたようですが、結局、見送られました」

もともとうまい俳優ではない

 同映画は、新型コロナウイルスの影響で2カ月以上公開が遅れ、先日亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)も出演しているなど“いわくつきの映画”とする向きもあったのだが、フタを開けてみれば大ヒットとなりそうな勢い。しかしながら東出に関しては、ある映画関係者がこう話す。

「“長身のイケメン枠”として、杏と結婚したことでイクメンのイメージもよかったが、もともと決してうまい俳優ではないという評価が根強いんです。せりふ回しもいまひとつだし、印象的な演技を残すタイプでもない。この後、順次公開される撮影済みの数作や『コンフィ――』の続編があるとすれば、主演の長澤まさみの意向もあり起用となるでしょうが、その後が続くかどうか。“火中の栗を拾う”勇気あるプロデューサーが現れるのにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか」

 離婚成立でスッキリ俳優業復活……話はそう単純ではないようだ。 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった