嵐の活動再開“Xデー”は2年後か…テレビ局の配慮と皮算用

公開日: 更新日:

「確かにアーティストという視点から見れば、キンプリジャニーズ事務所を代表する人気グループであることは疑う余地はありません。だからといってGP帯のバラエティー番組を任せられるかといったら、また別の話です。各局の独自調査で、キンプリは知名度は抜群ながら、数字(視聴率)の裏付けが十分ではないという結果が出ている。さらに言えば、キンプリの個々のメンバーにバラエティー番組を任せられる技量が備わっているのかと聞かれたら疑問符がつくというわけです」(テレビ局関係者)

■キンプリ平野&セクゾ中島のドラマは微妙な結果に…

 こうした判断基準の一つになったのが、今年6月期にオンエアされた平野と中島の「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)だ。このドラマを局を挙げてサポートしたにもかかわらず、平均視聴率は9%台で、この消化不良の結果が嵐の後継番組のキャスティングに微妙な影を落とすことになった。

「事務所側は後継番組のキャスティングに関して、『キンプリでどうですか?』という露骨な売り込み方ではなく、いくつか選択肢を用意したうえでプレゼンしたと聞いています。その打合せの過程の中で、局側はキンプリではなく、活動休止する嵐の個々のメンバーの方が数字が取れると判断したのでしょう」(前出のテレビ局関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった