浅沼父が無表情パンツ一丁で野菜炒めの皿を「ガシャーン」

公開日: 更新日:

 皆さま、どうも真栄田です。人間生きていると気まずいシーンに出くわすことってありますよね。

 学生時代、酔っぱらった内間が普段見せない笑顔で楽しそうにブスと歩いていた時。小学生の頃、吸うイメージのない友達のお母さんが急にたばこを吸い出した時。楽屋に挨拶に行った時にタモリさんが200年くらい前の古い本を読んでいた時(別に気まずくないか)。

 高校生の頃に浅沼という友達がいました。浅沼は南大東島から沖縄本島に出てきていて、アパートで一人暮らしをしていました。

 そのアパートはみんなのたまり場になり、麻雀をしたり、ゲームをしたり、CDで広瀬香美のロマンスの神様を300回くらいリピートして聴いてたりと夢の空間でした。

 ある日そんな夢空間に突然、招かざる客が。浅沼の親父が島から出てきたのです。親父は議員をやっていて性格も非常に厳しく、体格も安岡力也さんが「あ、こいつ俺より大きいな」と思うほど立派で異常な威圧感がありました。

 学校帰り、浅沼の家で僕が浅沼と楽しくボンバーマン(コンピュータゲーム)をやっていた時に、急に親父が家に入ってきたのです。無言で入ってきた親父にビックリして挨拶をするも、親父は無表情で、おもむろに服を脱ぎ始めパンツ一丁に。僕は一瞬、「南大東島に伝わる相撲で俺を殺すのか?」と思いましたが、親父は白いパンツ一丁で台所に向かい料理をし始めました。その間、僕と浅沼は急にボンバーマンをやめるのも何かわざとらしかったので、あまり爆弾を置かないようにプレーを続けました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束