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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

タモリの融通無碍な会話力の原点 九州の会社員時代に悟る

公開日: 更新日:

 冒頭の「温泉ホテル」とは、これまでの証言などから「日田観光会館」、「友達」とは、早稲田の先輩の高山博光氏(福岡市議)だと思われる。「内紛の情報を探る」という、いわば“スパイ活動”に保険外交員時代の会話術は大いに役に立ったはずだ。その後は前述の通り、ボウリング場の支配人を経て、福岡のフルーツパーラー「サンフレッシュ」の初代支配人を務めた。客の注文を逆さまに言ったり、短縮したり(「ミックスジュース」を「ミィジュー」、「ブルーマウンテン」を「ブルマー」など)していたら、「おかしなマスターがいる」と評判になった。

 どんな相手にでも合わせられる会話力の原点は、九州で働いていた会社員時代に培われたのだ。

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