本多正識
著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

すゑひろがりず 「これが最後」と開き直り伝統芸能風コントXmasで大ウケ

公開日: 更新日:

「M―1グランプリ2019」で決勝に進出、結果は8位に終わりましたが、袴姿で鼓を叩くという「狂言・古典芸能風漫才」で知名度が飛躍的にアップしました。

 2人はNSC大阪28期生。右側で扇子を持っている三島君は在学中に「M―1グランプリ2005」でバルチック艦隊というコンビで準決勝に進出し、将来を嘱望されていましたが、ほどなく解散。左側で鼓を持っている南條君は卒業後、当時のコンビを解散。一時期は2人を含めたトリオでやっていた時期もありましたが、1人が抜けて11年から現在のコンビに。しかし、2人のしゃべりがうまくかみ合わず、M―1を含めた数々のオーディションに落ち続け、自分たちの形探しに、M―1の決勝進出コンビの模倣を試みましたがどれもしっくりいかず、なかなか自分たちの形を見つけることができませんでした。

 翌12年には早くも解散を決意し、最後のスケジュールに残っていた劇場オーディションに“最後やからやりたいことしよう”と白シャツに黒ズボン姿で「伝統芸能風コント・クリスマス」というこれまで舞台で一度もやったことがないネタを演じることに。その内容は……。

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