落語家ヨネスケ 72歳でYouTuberデビューした活力の源は

公開日: 更新日:

「72歳人生初、まだまだやりたいこといっぱいあるんです!」――。自身のユーチューブチャンネルでこう“絶叫”するのは、落語家のヨネスケ(73)だ。昨年9月、70歳をすぎての異例のユーチューバーデビュー。頭を金髪に染め上げ、裸をさらすこともいとわない。そのバイタリティーの源は何なのか。コロナ禍でも若さを保つ秘訣を、元気いっぱいに話してもらった。

■試行錯誤で脳を活性化

 ユーチューブチャンネルを始めたのは、(民放番組で話題となった名物コーナーの)「突撃!隣の晩ごはん」を、テレビではないところでやりたいと思っていたからなんです。でも、コロナ禍で人さまのお宅に「突撃」するのは難しくなった。だから、ご当地の「お取り寄せグルメ」の紹介動画から始めたんです。

 するとしばらくして、動画を見てくれた人から「ヨネスケさんらしくない」という感想があって……。「ヨネスケさんの良さは、人の家にズカズカと踏み込んでいくところじゃない?」ってね。で、外を歩いたり、商店街のお店の人にインタビューしてみようと。商店街なら、メンチカツとか、地元のおいしいものを食べたり、お店に来たお客さんと話してみたり。やっぱり、人とじかに接することが、僕ならではの「味」なんだと思っています。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」